
デイリーカレンダー/デイリープランナーには2種類のバリエーションをご用意しております。
この「タイムサークル」シリーズは、ドイツ・ザールランド州にある「NIVREL(ニブレル)」社という時計工場の文字盤を使用しています。時計をモデルにしたものなので「タイムサークル」という名がついています。
X47のA6リフィル・A7リフィルの紙と他の手帳の紙質と比べてみてください。そう、とてもきめ細かく、薄いのです! これらリフィルのためには60g/平方メートルの紙を使用しています。絹のように柔らかいので、開きやすく、とても書き込みしやすくなっています。
リフィルの開発段階において、もっと厚みのある頑丈な紙を使ってみましたが、それでは劇的なページのめくりやすさやページの開きやすさにはつながりませんでした。
綴じ手帳を思い出してください。 小さめの綴じ手帳を180度開いておくためには、結構強めの力をつかって押さえてページを開かないといけません。 そういう「暴力的な」ことを私たちはしたくないのです。 私たちにとって、書き込みのしやすさのために、手帳を開いたときに180度にページが簡単に開いておけること、また紙が軽いことはとても重要なポイントなのです。
この紙への書き込みはボールペンや柔らかめの芯の鉛筆で、とても快適です。 滑らかな紙表面への書き心地のよさは、楽しみさえ覚えます。 もちろん、万年筆を使用することもできますが、その場合、インク色に濃黒や濃紺を使うのはお勧めしません。 濃い色のインクは裏ページに裏写りしてしまう場合があります。 薄青、薄グレーまたは薄緑色のインクを使用し、太いペン先の万年筆を使用しなければこの問題は解消されます。
A5サイズのリフィルはその他のサイズのリフィルに比べ少し厚みのある紙を使用しています:80g/平方メートルという紙を使用しています。 こちらの紙では、万年筆や黒インクのボールペンで使用していただいても裏写りはさほど気にならないでしょう。 A5サイズにおいて、紙厚とリフィルサイズの均衡はちょうどよくなっています:このサイズでは他のサイズのリフィルに比べ、薄さとしなやかさをそこまで気にする必要はないからです。
このX47デイリーカレンダー/デイリープランナーは1日1ページで構成し、週末の土曜日と日曜日は1ページにまとめてあります。 このデイリーカレンダー/デイリープランナーは私たちが提唱する時間管理システムの重要な構成要素となっています。 ページ上部にはバーチカルタイプの予定書き込みスペースがあり、それによって予定を視覚化し、ページ下部にはその日に行う行動や課題の詳細をメモするスペースとなっています。 このアイディアはタイムマネージメントを行ううえで重要かつ簡単なヒントとなっています: このアイディアはとても簡単なことなのです。つまり、その日の行事予定を決めるだけではなく、特に予定なしにやらなくてはならない課題等を書き込むということです。 「予定を書き込むだけではなく、さらに大切な課題も書き込んでください。」これが私たちからのメッセージです。
カレンダーの下部にある課題リスト
X47製のデイリーカレンダー/デイリープランナーは常に6冊のノート型リフィルで構成されています。 1年は365日あるわけですが、それをX47カレンダーノートでは64ページで構成しています。 それにより、1冊のノートに2ヶ月が収まっています。
このデイリーカレンダー/デイリープランナーは時間管理のためにとても便利です。 さらに1日を視覚化することは更なる予定管理に役立ちます。
その年の年間における見通しを定めておくことによって、その年と次年の予定を管理する上で大きなヒントとなります。
年間外観(カレンダー)
デイリーカレンダー/デイリープランナー中にある月間予定表はそれぞれの国の省略アルファベットで祝日を示してあります。(2010年現在日本の祝日表記はされていません。)
国別祝日が一目でわかる月間予定表。
月間予定表の表記において、私たちは国際的な表示を心がけています。 私たちは現在製品の取り扱いのある国すべてに向けてデイリーカレンダーとデイリープランナーを印刷しています。なので、JUNE(英語表記で6月の意味)ではなく、06-2011のような数字表記を使用しています。 残念ながらどこかの国の表記だけを優位にするということはしていません。
月間予定表:公平な月表記
なので、週の曜日も月間予定表(マンスリープランナー)中には表記してありません。 土曜日・日曜日はもちろん誰もがわかるように色掛けをしているので、一週間がどこからどこまでかがわからなくなるということはありません。これももちろん徹底しています。
いつが満月の日か新月の日かは該当する日の日付の下に月のマークで示してあります。 私たちは満月と新月だけを記載しています。また、基準としているのは中部ヨーロッパ標準時であり、サマータイムは基準としていません!
月間予定表内の月の満ち欠け図
2冊の前後になっているそれぞれのリフィルには、数日分重複している日があります。 それぞれのリフィルの終盤のページの真ん中部にはグレーのラインが入っています。 これは「リフィルの切り替え期になりました。」というお知らせの意味合いがあります。 このグレーのラインをみたら、次の新しいリフィルを使用し始めてください。
重複している日のページ
デイリーカレンダーの下半分はメモ用、また行った行事や課題を評価するためのスペースとしました。
この左3列の小さな欄は行動・課題評価のために多くの可能性を秘めています。
行動・課題評価のために重要となる評点は
これらはそれらの行動や課題を遂行するモチベーションを高めるという点において、とても意義があるものです。面倒なことでしょうか? ここで、参考になる時間管理術・タイムマネージメント術をご紹介します。「日々の面倒な仕事や活動を効率よく解決していくためには、1日の始まりが重要である。」実行すればあなたの負担はきっと軽くなることでしょう。
3つのカテゴリー欄です。
半時間区切りになっている予定をどのように記入したらよいでしょうか?そのために2つのチョイスがあります:
半時間ごとの予定が記入できる。
休暇の予定はデイリーカレンダー/デイリープランナーではなく、折りたたみ式プランナーとマンスリープランナーに書き込んでください。 理由:私たちはコスト上の理由のため、ウィークリーカレンダー/ウィークリープランナーに他の国で暮らすユーザーのためにも構成しなくてはならないからです。 ドイツの休日や休暇予定は他の国に住んでいるほとんどの方にとって重要ではないでしょう。
日付の下部に国名省略アルファベットを載せたことで、ウィークデーのどこに祝日があることがわかりやすくなります。(2010年現在、まだ日本の祝日には対応しておりません。) ドイツ国内のすべての祝日は網羅していますが、その他の国の祝日は一部記載されていません。 なぜなら、ドイツは(今のところ)私たちの最も重要なマーケットだからです。 祝祭日名はデイリーカレンダー/デイリープランナーのヘッドラインに書かれています。 これによって、いつ、なんのための祝日で、どこの国の祝日かがはっきりとわかります。
ヘッドラインを使用することによって、私たちは空いたスペースを有効活用することによって、予定欄への書き込み可能スペースを増やし、かつその祝日の正式名称を記載するという一石二鳥な答えを見つけたのです。
インターナショナルな祝日表記。
X47バーチカルは午前8時からスタートしています。 もし、それ以前に予定があるとしたら、バーチカル上部の空きスペースにお書き込みください。
午前8時からのスタート
その日最後の時間区切りは午後8時になっています。もしその時間以降にも予定があるようでしたら、バーチカル下部の空きスペースをお使いください。
午後8時終わり
午後8時以降の予定記入スペース
週数は左ページの右上部に記載があります。
週数
いつが満月の日か新月の日かは該当する日の日付の下に月のマークで示してあります。 私たちは満月と新月だけを記載しています。また、基準としているのは中部ヨーロッパ標準時であり、サマータイムは基準としていません。
月の満ち欠け
デイリーカレンダー/デイリープランナーはよく折りたたみ(蛇腹)式やノートリフィル式のマンスリープランナーや年間予定表(イヤリープランナー)とともにその機能を補填してお使いいただいています。
マンスリータイプ及び年間タイプのプランナーは大まかな長期予定を管理するために活躍し、また出来事や結果、予定などを表現することに優れています。
多くの予定は二重に書き込むことになります:ひとつはマンスリー/年間プランナーへ、そしてもうひとつはこのデイリーカレンダー/デイリープランナーへ。 二度手間になるなんて、どうか面倒に思わないでください。この作業は確実な予定管理のためにとても重要で、そしてお金がかからないのです。 これによって、月間を通したスケジュールと、それらを遂行するために日間予定が立てやすくなります。
デイリーカレンダー/デイリープランナーはその日の中で重要な課題を明確にするためにとても有効です。 この予定記入スペースだけでは足りない場合、2種類のリフィルを補填用記入スペースとしてお使いください。:
これらメモ帳タイプは通しナンバーをつけることができたり、頭から日付を管理することができます。 これにより、デイリーカレンダー/デイリープランナーからメモページに飛ぶよう指示し、新たに大きなスペースを使って予定管理をすることができます。
データレジスター(1-12)はアドレス帳リフィルと比較することができます。(アルファベット(ABC)が1-12になっているというだけなのです。) しかし、このデータレジスターはアイディアを集めたり、課題をテーマごとに仕分けしたりするために最適なツールとなるでしょう。
ノートリフィルそれぞれには2色の表紙をご用意しています。 なぜか?私たちは多種多彩に渡るレザーカバーのラインナップがあり、それぞれに合うリフィルの表紙色をブラック・ホワイトの2色でご提案しております。 すべてのセクション(印刷所、製品管理部、ディーラー、そしてお客様)における過程のどこでも最善の選択をしていただけるために、すべてのリフィルに二色のカバー色をご用意しています。 もし、白いカバーの方がお好みの場合は、黒いカバーを簡単にとることができますので、そのようにしてお使いください。
このような理由により、さらに、カラーバリエーションをそろえたリフィルカバーもご用意しております。 おそらく、手帳のカバー自体の色に合わせて、リフィル(のカバー)もモノクロではなくカラーリフィルにしたいという方もいらっしゃるでしょう。 このようなお問い合わせはは年々増えています。カラーリフィルカバーをご希望の方は、私たちに直接お問い合わせいただくか、代理店にお問い合わせください。
このカラーリフィルカバーは特別仕様としてお作りします。 もし、ご自分でリフィル紙をご用意いただければ、もちろんあなたのためだけに専用のX47リフィルをカスタマイズいたしますのでお気軽にお問い合わせください。
カラーリフィル表紙
I一体いくつの言語を1冊のデイリーカレンダー/デイリープランナーで使用していると思いますか?答えは6言語です!
この「言語」問題も私たちは解決しなければならなかったのです。1ページあたりには、4言語を載せることが最低限必要だと考えました。 それぞれの日ごとに6言語をレイアウトしようとしたかったのですが、それは多すぎでした。 しかし、他の言語ももちろん必要なことには変わりありません。一体どうすればよいでしょうか?
最初の4言語(ドイツ語・英語・イタリア語・フランス語)
そこで私たちは、2ページごとに別の言語を載せるというアイディアを考案しました。(ドイツ語と英語の表記は常にあり、その他言語を入れ替えてあります。) それにより6言語を載せることができ、このアイディアを使えば最高8言語載せることができるでしょう。
プラス2言語はオランダ語とスペイン語です。
これはとてもよい妥協案ではないでしょうか? なぜなら、ユーザーそれぞれが自身の言語を見つけることができ、また私たちもデイリーカレンダー/デイリープランナーをそれぞれの言語ごとに印刷しなくてもよいからです。
どの行(列)がどの曜日かわかるようになると、このデイリーカレンダー/デイリープランナーの使い勝手がさらによくなるでしょう。-もちろんどの行(列)がどの曜日かはすぐにお分かりいただけると思います。
このノート型リフィルはリング式システム手帳のカレンダーリフィルよりも残念ながらコストがかかってしまいます。 なぜなら、リング式システム手帳のリフィルは、ただ印刷して穴を開けて、その大きさに切るだけでよいのに対し、このX47ノート型リフィルを作るために手間がかかっているからです。 従来のリング式システム手帳のリフィルの場合、それぞれの印刷所は問題なく、同じ大きさに、同じ速度でリフィルを印刷することができます。
それに比べ、私たちは印刷、製本作業、金具をつける、カバーに合わせて端を切りそろえるという作業をする必要があります。
印刷においては、すべてのA6ページを同じように印刷するのではなく、16ページごとに印刷しています。 これらの16枚ごとに折りたたまれ、他の3組のセットとともに特別な機械を使って留められ、ブラックとホワイトのリフィルカバーを取り付けます。
製本作業においては、精密さが重要です。ここで機械を正確に調節しないと、すべてのページが傾いて綴じられてしまい、ノートリフィルになった時にカバーからはみ出してしまいます。 これは、すぐに気づきます。 この製本作業は正確に行わなければならないためとても難しく、わずかな印刷所でしか正確に製本することはできません。
このリフィルが最終的に出来上がるとき、私たちは-本物のドイツ製ハンドメイドにするため-さらに高価なエーデルシュタールという金属を使用したスプリングバーを取り付けなくてはまりません。
品質が価格に反映されています。